TOEFL®iBTテストリーディング勉強法の紹介
■長文読解の勉強法■
TOEFLibtリーディング対策は熟読と速読を分けて訓練すること!
TOEFLibtリーディングセクションは、勉強をはじめている方はお分かりかと思いますが、とてもひとつのパッセージが長いです。CBTの倍違い長さになっていますので、最初はその長さに戸惑うのではないかと思います。ただ、そこで速読の練習をするためにすべて短い時間を計って読むことは効果的な勉強方法とは言えません。文の構造を理解し、必要な単語をしっかり理解、暗記しながら読むことも非常に重要です。
そこで、リーディングセクションの対策は、速読と熟読を分けて勉強を進めていくことが非常に重要になります。
速読訓練とは?
速読の訓練をする際に気をつけたいのが、必ず時間を計り辞書は使わずに進めることです。速読で重要なことは二つで、
一つは分からない単語を回りの文脈から推測して読み進めること、
二つ目は長文の中の単語郡を塊(チャンク)として理解していく能力です。
単語を一つ一つで読まないこと、それが速読の最大のコツです。
日本語の小説や新聞を読むときを思い返してみてください。
単語一つ一つの意味を考えて読んでいますか?
熟読訓練とは?
熟読訓練とは、時間を計らず辞書を使い一つの文章を隅から隅まで100パーセント理解するということです。分からない単語はなんとなく分かっていても辞書を使い必ずすべてクリアにすることです。
熟読訓練をする文章は速読訓練をした文章を必ず使用するようにしましょう。
また、熟読訓練を終了した文章はその後速読訓練のテキストとして使用することができます。一度熟読した文章を使用し速読の訓練をすると単語の塊(チャンク)がとりやすくなりますので、効果的な速読訓練につながります。
そして、その後その文章から重要単語をピックアップして覚えて初めて一つのパッセージ(文章)が終了することになります。
よく長文の勉強で勉強するための長文例題が足りません、という方がいますが、
速読訓練→熟読訓練→再度速読訓練→単語のピックアップと暗記(単語帳の作成)
とすべてのステップを繰り返しているか確かめてみてください。